にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒(こく)ちゃん4歳。常くん4歳。連くん2歳」「わたし、お洒落大好き前期高齢者」「母、92歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

スカートを穿くのは特別なこと・・・?

2025.5.15(木)

毎週水曜日は買い物デー。3か所のはしご。
ポイント率が高かったり割引日デーだったりするので、その日を使ったほうがお得という考えで。

1か所めで、知っている人を見かけた。と言っても相手はわたしのことは知らないと思うけれど。
その人を見かけるとき、その人はいつもスカートを穿いている。
小柄でヘアスタイルも変わりなく、チラっと見えた顔で「あ、あの人だ」とわかった。

この街で普段からスカートを穿いている人は珍しいので、特に派手ということではないけれど、なんとな~く目が行く。

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昔、事務職をしていた30代の頃、田んぼの手伝いで叔父の家に行った。農作業なので当然動きやすい恰好でだった。
と、叔母から突然言われた。

「まやさんは仕事でいつもスカート穿いているんでしょ?羨ましい。わたしもスカートを穿きたいけれど、野良仕事ばっかりで穿く機会もなくてね」(標準語で)


仕事ではスカートを穿いていたけれど、家に帰れば着替えてパンツ姿になるし、パンツのほうが動きやすくて楽だと感じていた。そして、当時はスカート姿を特別だとは思っていなかったけど、普段穿かない人にとっては羨ましことなんだ~て思った。


昔は病院や歯科医院に行くと看護師さんや衛生士さんはスカート姿だったけれど、いつの頃からかスラックス姿に変わっていた。

これはジェンダーに対する意識改革が基になっているのかな…?
よくはわからないけれど、衛生士の次女もスラックスのほうが動きやすいと言っていた。


飽きるくらいスカートを穿いてきたわたしは、もうスカートに未練はないと思っていたけれど、工場勤務で身体を壊し、退職したのちは少しずつ意識が変わっていった。

家に閉じこもるようになり、誰とも会わないのだから何を着ていたっていい…という考えから、しばらくぶりでスカートを穿いてみよっか…というか、穿きたくなっていた。
ということで、美代さんの在宅介護が始まってからもスカート姿でいることが多かった。

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青くん、デーン。
このころは太っていたけれど、今では骨と皮。
ねこも老いると痩せてくるのよ。


3年前に実家に戻ったけれど、スカートは夏季期間くらいでそれ以外はパンツでいることが多い。なぜって、古河市に比べてもかなり寒いもの(苦笑)。

これからの季節は、足を出してもそんなに寒いとは感じなくなるはず。
そして、わたしは足が短い。パンツ姿では足の長さが如実にわかってしまう(笑)。だから、案外スカートのほうが合うのかもしれない?な~んてね(苦笑)。


少しずつ枚数を増やしているけれど、この気持ちもいつかは変わっていくのかもしれない。だって、たった一度の人生だもの、なにか一つに固執してしまうのもね。


今生は一度だけ。
シニア世代、やりたいこともやりたくないこともまぁあるけれど、やりたいことをやらずに後悔はしたくないよね。

さて、草取りをガンバだヮ(⌒-⌒)。


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母にとっては施設職員が家族?

2025.5.14(水)

なんかね、思うことなんだけれどね。
認知症になっていなかったら、たとえ何年も会わなかったとしても、家族のことを忘れることはないヮよね。


美代さんの面会には、2~3週間の間隔で行っている。
わたしのことをわかるときもあれば、そうでないときもある。
たとえわかったとしても、数分後には「どちらさま?」みたいになることもある。

先月、美代さんの誕生日に花束を持って面会に行った。
92歳の誕生日で、おめでとうと声掛けをしたけれど、「?」という感じだった。

おめでとうに対しての返事もなかった。
嬉しいのか嬉しくないのか・・・それもわからなかった。


施設から毎月届く請求書と領収書の封筒には、美代さんの様子や写真が載っているお便りも同封されている。
それを読んで、ちょっとだけど嫉妬というか悔しいというか、モヤっとした感覚になった(苦笑)。


施設でも花束を頂いた美代さん。
受け取った際には涙を浮かべながら「ありがとう」と嬉しそうな表情を見せたんだと。

涙を浮かべながら?わたしのときとは雲泥の差・・・だよね。

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いい笑顔だね~。
お散歩にも出ているんだね。


この違いは、やはり毎日一緒にいる職員方のほうに親近感を覚えるんだろうね。たまにしか会いに来てくれない娘などはすぐに忘れてしまい、花をもらったところで、それこそ「はぁ?」なんだろうね。


在宅介護の頃は嫌で嫌でしょうがなかったのに、なんで今頃になってこんな気持ちになるのか・・・。

歩くことはもちろん立つこともできなくなった美代さんの介護に、限界を感じての施設入所。でもそこには美代さんの意思は入っておらず、100%わたし一人で決めたこと。


「在宅介護、もう少し頑張れたかも」と、たまに次女と話すんだけど、「いやいや、絶対無理だったって。その腰で何ができた?ナオの抱っこでさえ辛いって言うじゃない!入れて良かったんだよ」


施設職員に嫉妬したところでどうにもならない。いやいや、嫉妬することが間違っている。
そう、それはわかっていることなんだけれどね。それでもなんだかな~て。

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家でもブルーのカーネーションを飾っている。


なんだかな~て思うのなら、もっと面会の回数を増やせばいいだけのことよね。

早く、居室入室OKが出ないかな~。
会話ができなくても傍に居る時間が増えたら、もしかしたら家族と認識してくれるかもしれないじゃない。


忘れることと忘れられること。
そちらが辛いんだろうね。


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今年初のタラの芽 山菜採りが懐かしい

2025.5.13(火)

初物を食べると75日長生きできる・・・だったかな。

昨日、娘たちは日帰り温泉へ行って来た。
帰宅後に「はい」と渡された物。

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今年初めてのタラの芽。天ぷらにして食べた。


タラの木は、わが家の裏山にもいくらかは生えているけれど、収穫時期を逸してしまい気づけば芽ではなく葉っぱ状態に。

この裏山だけれど、持ち主が誰なのかをわたしは知らない。
そういえば2週間くらい前に軽トラが止まっていたので、もしかしたら山の持ち主だったのかな?でも、タラの芽を見つけた通りすがりの人だったの、か~もしれない。


娘たちが子どもだった頃は、少し遠出をしてタラの芽採りをしていた。それは遠足気分というかハイキング気分というか、木を見つけると「あった~」と娘たちも楽しそうだった。

但し、タラの木にはトゲがある。
気を付けないとケガをしてしまうこともあるので、娘たちには触らさせないようにしていた。


古河に引っ越してからはタラの芽を食べる機会も減り、スーパーで見つけたときはとても懐かしく感じていた。そして、もちろん買っていた。

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ご近所の枝垂桜。葉っぱが増えてそろそろ終わりね。


春は山菜が豊富で、亡き父が元気だった頃は、テーブルには山菜料理がけっこう並んでいた。

特に重宝したのは行者ニンニク。
父は几帳面だったので、採ったものはその場で長さを揃え、輪ゴムできれいに括り持ち帰っていた。

行者ニンニクは生でもイケる。
ある程度の長さに切り、ビン詰めにし生醤油で寝かせる。
ニンニクのエキスが出た醤油は、炒め物の調味料には最適だった。


亡き夫も山菜採りは好きだったので、生きていたなら一緒に出かけられたはず。ま、わたしの腰次第かもしれないけれどね(苦笑)。


今日の八幡平市は、日中の最高気温が20℃超えの予報が出ている。
ずっと寒かったので、やっとだよ~て、感じ。
わたしの坐骨神経痛もかなり改善されてきているので、そろそろウォーキングの再開ね。


山菜採りは好きな人にはとても楽しいことだけれど、くれぐれも熊の出没にはご用心。
命あっての物種ですヮ。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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