2021.4.19(月)
こども・・・保育園児・幼稚園児くらいの子って、ウンチ💩という言葉に、とても興味示し楽しんでいることがある。
昨夜寝る前に、夜間用の大容量パッドの交換をした(毎晩のこと)
汚れたパッドを外し、夜間用パッドをあてがった途端にチョロチョロ・・・
「チョット美代さん、オシッコ出てるよ!!」
あたしが言い放った言葉に悲し気な顔をしていたが、目の前でオシッコをされたあたしは、半絶叫で大騒ぎ。
それでも最後まで出切ったことを確認し、お股を拭いてやり、新しいパッドを入れようとした次の瞬間に、又もやチョロチョロ。泣きたくなった。
結局、リハパンも交換することに。
この時、オシッコが出るとは一言も言わなかった。
美代さんは、過活動膀胱・切迫性尿失禁。
尿意を感じた時には既に出ているし、尿意がなくても常に漏れている。
あのチョロチョロは、尿意を感じていない時の、常に漏れている時の状態なのだろう。
今朝、便意を催しトイレに起きた美代さんだが、パッドの中には既にウンチが。自分でお尻を拭いたと言っていたが、あたしはその言葉を信じない。
拭いた痕跡はあったが、残されていたペーパーを見ると、拭き切れていないことが判る。
お尻をきれいに拭いてあげたが、その間自分のしたことを嘆いていた。
「なしてオレはこったになってしまったんだべ・・・」
「知らないわよ!」
昨夜のオシッコのこともありで、頭に来ているあたしは、美代さんの言葉を突っぱねてしまった。
着替えるにはまだ早かったので、むしゃくしゃしながらも、電気毛布にスイッチを入れ二度寝させた。
7時過ぎに起こし、着替えさせた。
パジャマを脱がなければ着替えられないのに、なんでパジャマを脱ぐんだ?という表情。
否応なしに脱がせたが、その際早朝のウンチ騒動の話を出した。
「美代さん、今朝寝グソしたよね?」
「寝グソ?ククク・ケケケ・アハハハ」
「何が可笑しいの!寝てするのはおねしょでしょ。だから、寝てするのは寝グソでしょ!」
寝グソの言葉が悦に入ったようで、その後も笑いっぱなし。
あなたはお子ちゃまなの?!
頭隠して尻隠さずの青くん
全裸にお盆だけの姿で芸をするのは、アキラ100%さんだっけ?
美代さんは、男性の裸やお尻がチラッと見える姿に、妙にはしゃぐときがある。
鉄腕ダッシュで、リーダーの城島茂さんが、島で作ったもぐさでお灸をする際に、下したズボンからお尻の割れ目が見えた際にも、大声を出しはしゃいでいたことがあった。
男性の裸になど、これっぽっちも興味を示さなかった美代さんが、認知症になってからは、大丈夫?と想えるほどにはしゃぐようになった。
確実に、子ども帰りをしているんだろね。
認知症の介護を、子育てに例える人がいるが、あたしはそうは思わない。
子育てには未来がある。
いっとき大変な時期があるが、確実に覚え大人になっていく。
認知症の介護に、未来はあるの?
家族のこともだけれど、当の本人・・・自分が何様なのかも忘れて行く。
その様子と向き合いながらの介護に、あたしは未来を見いだせない。
何を言ってもやっても、笑い飛ばせば良い。
この様に言う人もいる。
それができていたら、特養入所を考えたりはしない。
来週の今日・・・今頃の時間には、美代さんはユニットと呼ばれるフロアーに居ることになる。
部屋にはトイレが付いていることを教えている。
下の事を一番に悩んでいる美代さんは、トイレが近くにあることで安心感を持っているが、ひとりで用を足すことはできない。
おねしょも寝グソも増えるだろうが、施設のスタッフはプロ。
あたしの様に、面と向かって愚痴を言うこともないだろうから、それだけでも穏やかに過ごせるのではないか。
それでも思う。
願わくば、弄便をしませんように。
こども・・・保育園児・幼稚園児くらいの子って、ウンチ💩という言葉に、とても興味示し楽しんでいることがある。
昨夜寝る前に、夜間用の大容量パッドの交換をした(毎晩のこと)
汚れたパッドを外し、夜間用パッドをあてがった途端にチョロチョロ・・・
「チョット美代さん、オシッコ出てるよ!!」
あたしが言い放った言葉に悲し気な顔をしていたが、目の前でオシッコをされたあたしは、半絶叫で大騒ぎ。
それでも最後まで出切ったことを確認し、お股を拭いてやり、新しいパッドを入れようとした次の瞬間に、又もやチョロチョロ。泣きたくなった。
結局、リハパンも交換することに。
この時、オシッコが出るとは一言も言わなかった。
美代さんは、過活動膀胱・切迫性尿失禁。
尿意を感じた時には既に出ているし、尿意がなくても常に漏れている。
あのチョロチョロは、尿意を感じていない時の、常に漏れている時の状態なのだろう。
今朝、便意を催しトイレに起きた美代さんだが、パッドの中には既にウンチが。自分でお尻を拭いたと言っていたが、あたしはその言葉を信じない。
拭いた痕跡はあったが、残されていたペーパーを見ると、拭き切れていないことが判る。
お尻をきれいに拭いてあげたが、その間自分のしたことを嘆いていた。
「なしてオレはこったになってしまったんだべ・・・」
「知らないわよ!」
昨夜のオシッコのこともありで、頭に来ているあたしは、美代さんの言葉を突っぱねてしまった。
着替えるにはまだ早かったので、むしゃくしゃしながらも、電気毛布にスイッチを入れ二度寝させた。
7時過ぎに起こし、着替えさせた。
パジャマを脱がなければ着替えられないのに、なんでパジャマを脱ぐんだ?という表情。
否応なしに脱がせたが、その際早朝のウンチ騒動の話を出した。
「美代さん、今朝寝グソしたよね?」
「寝グソ?ククク・ケケケ・アハハハ」
「何が可笑しいの!寝てするのはおねしょでしょ。だから、寝てするのは寝グソでしょ!」
寝グソの言葉が悦に入ったようで、その後も笑いっぱなし。
あなたはお子ちゃまなの?!
頭隠して尻隠さずの青くん
全裸にお盆だけの姿で芸をするのは、アキラ100%さんだっけ?
美代さんは、男性の裸やお尻がチラッと見える姿に、妙にはしゃぐときがある。
鉄腕ダッシュで、リーダーの城島茂さんが、島で作ったもぐさでお灸をする際に、下したズボンからお尻の割れ目が見えた際にも、大声を出しはしゃいでいたことがあった。
男性の裸になど、これっぽっちも興味を示さなかった美代さんが、認知症になってからは、大丈夫?と想えるほどにはしゃぐようになった。
確実に、子ども帰りをしているんだろね。
認知症の介護を、子育てに例える人がいるが、あたしはそうは思わない。
子育てには未来がある。
いっとき大変な時期があるが、確実に覚え大人になっていく。
認知症の介護に、未来はあるの?
家族のこともだけれど、当の本人・・・自分が何様なのかも忘れて行く。
その様子と向き合いながらの介護に、あたしは未来を見いだせない。
何を言ってもやっても、笑い飛ばせば良い。
この様に言う人もいる。
それができていたら、特養入所を考えたりはしない。
来週の今日・・・今頃の時間には、美代さんはユニットと呼ばれるフロアーに居ることになる。
部屋にはトイレが付いていることを教えている。
下の事を一番に悩んでいる美代さんは、トイレが近くにあることで安心感を持っているが、ひとりで用を足すことはできない。
おねしょも寝グソも増えるだろうが、施設のスタッフはプロ。
あたしの様に、面と向かって愚痴を言うこともないだろうから、それだけでも穏やかに過ごせるのではないか。
それでも思う。
願わくば、弄便をしませんように。