にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、90歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

お洒落の秋にはまだ遠い?チュニックワンピース・・・

2021.10.1(金)

カレンダーは10月。10月ですと。そうね、10月ヨね。

10月に何か思い入れがある訳ではないけれど、「ザ・秋」になりその先の「冬」の訪れで暖房費の事を考えると、気持ちが沈むのです。


お洒落や化粧が好きなわたしですが、ズボラになってしまいました。
美代さんを特養に入所させる前は週に4日のデイサービスがあり、送迎スタッフの手前もありで服装・身なりはキチンとしていましたが、この夏は冷房費をケチり、他人には見せられない恰好で過ごして居ました(苦笑)

今日は台風の影響で横殴りの雨。
外に出る用事もないのでノーメイクです。
そして着ているものは、10年ほど前に買った色褪せたパンツとカッターシャツ。独り者が誰に会うこともなく過ごして居るのだから、こんなものでしょう。

世の中は緊急事態宣言も解除になり、2回のワクチン接種も終えたのだから少しは出歩いてもいいのかと思うも、これと言って何の予定もなく相変わらずの巣籠状態。


そんなわたしでも、8月の大船渡へのミニ旅行に行くときは、一緒に行く長女に恥ずかしい思いをさせてはいけないと、一着新調。
それも、3,000円の半額セールで購入したので1,500円(笑)

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    スカイブルーのチュニックワンピースです

お店のオネエサンに、60過ぎのオバサンが着てもおかしく観えないかと、何度も確認して決めた服でした。
彼女は、下に穿くパンツが白っぽいと甘めに見えるので、色の濃いパンツを穿くようにとアドバイスをくれました。持っているパンツと組み合わせ。
長女のユカからダメ出しを食らうかと冷や冷やだったけど、

「いんじゃない」

オバサン体型を隠すには持って来いのワンピです(苦笑)


そう言えば、美代さんと出かけるときもそうでした。
美代さんが択んだ服にはことごとくダメ出しをしていたわたしでしたが、子どもは親の姿を観て育つもので、わたしがしていたことは今ではされる側になってしまい、毎回お伺いを立てているのですよ(苦笑)


天気は明日には回復し、気温もまた上昇するみたい。
お洒落の秋というけれど、まだまだ夏服からは解放されないようなので、暖房費のことを考えるのはもう少し先かな。


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訛り・方言・・・「せっこげ」が通じない

2021.9.30(木)

内職を完納して来ました。

仕事があるということに感謝です。
連絡が来ないと焦り、ひとりで悶々としていたのが嘘のように集中して仕上げることができました。
でも、又暫く空いてしまいます。
コロナで仕事量が減ったのよ・・・と、社長夫人が。
来月中頃には次の仕事を頂けるかと思うので、今度は焦らずに待つことにします。

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先日の認定調査の際、調査員がお帰りになられた後で、ケアマネさんから報告がありました。
9月19日に敬老の集いが催されたようでしたが、そのときの代表者挨拶が美代さんだったそうで、方言を交えてのかわいらしい挨拶でしたと。
そう、美代さんには方言とお国訛りがあり、関東の人達には時々意味が通じないこともあるようなのです。
入所の際に、美代さんの取説を渡していたのですが、そこに書ききれていない方言も出ることがあるようで、その時にはニュアンスで返事をするらしく、まぁねしょうがないですヮ。

美代さんは岩手生まれの岩手育ちですが、住んでいるところは盛岡に近く、盛岡弁(南部弁)の軟らかい訛りになります。
例えば、
あのね→あのなは~ん
そうですね→そうだなっす~
お前→おめはん

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帰る際に駐車場まで見送りに出てくれたのですが、その時も方言が。
ケアマネが、美代さんは働き者だったのでしょうね。と、褒めてくれると、

「いやぁ、オレはせっこげだったがら・・・」

ケアマネは当然ながら、はてな?でした(苦笑)
せっこげ・・・時に「せっこき」とか「せっこぎ」とも言いますが、たぶん怠け者に近いと思います。

美代さん風に言うと「おめはせっこげだがら、仕事がはがどらねのだ」
「お前は怠け者だから、仕事がはかどらないのだ」こんな感じでしょうか。

美代さんの名誉の為に。
決してせっこぎではありませんが、我が道を行くタイプなので急かされるのは苦手。自分では手が遅いと言っていましたが、それが周りからはせっこげに観えていたのかもしれません。

ケアマネが、せっこげの言葉を受け「逆に関東の・私たちの言葉が解らないと思うかもしれませんね」と。
美代さんは、

「わがるよ」

わたしは「フフッ」と、笑ってしまいました。
解っているのならいいのですけれどね。
美代さんの、取り繕いの一つだったかも(苦笑)

穏やかな認知症と言われていた美代さんは、特養でも我が道を行っているようです。


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特養選びの参考例になったかもしれない?

2021.9.29(水)

母美代さんが入所している、加須市にある特養を選んだのは、わたし。

でも、その特養があることを知ったのは、在宅介護中のケアマネさんが持って来てくださったパンフレットを観てだったので、ケアマネさんが持って来てくれなけば知ることもなかった。
パンフレットに関しては、特養側から居宅介護支援事業所に送られてくるのだとおっしゃっていた。

加須市にある特養のうちの3軒のパンフレットを貰っていたが、最終的には田舎風な田んぼに囲まれた特養を選んだ。
その理由は、美代さんは会社勤めをしていた時代から田んぼの作付けをしていたし、定年退職後には田んぼと畑の両方に勤しんでいたこと。
そして、一番の理由は美代さんの生家の周りも田んぼに囲まれていたので、部屋から田んぼが観えることで、馴染みやすいかもしれないと思ったこと。


先日の介護認定調査で伺った際に、副施設長から声を掛けられた。
在宅介護時のケアマネはTさん。
そのTさんから担当している方の紹介があり、近々面談をすることになっていると。もし入所が決まれば古河市の方が増えることになりますと、おっしゃっていた。

美代さんは元々は岩手の人間なので、古河市にはたぶん思い入れはないと思うし、自分が入所している特養が、なんという街にあるのかも解ってはいない。それでも住めば都ではないが、仲の良いスタッフさんとのお喋りを楽しんでいるようだった。
ある日稲刈りが始まり、コンバインが動いていたので車椅子で散歩をしたようだったが、すぐに飽きてしまわれたと、施設のケアマネがおっしゃっていた。

わたしの想いで田んぼが観えることで決めた特養だったのに、美代さんの中では、田んぼはそれほど大きな存在ではなくなってしまっていた。
選んだわたしの想いだけが残ってしまったままだ。

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特養を選ぶ基準は色いろあると思う。
本人が決められない状態であれば、家族の判断が大事だと思う。

古河市内にも特養は沢山あるが、ケアマネのTさんは、古河市だけではなく橋(利根川橋)を渡った地域にある特養についても調べてみますとおっしゃっていた。
(パンフレットを貰っていた特養は、古河市から車で30~40分の距離にある)
調べた結果として、美代さんが入所している特養を紹介しようと思ったのかは判らないが、もしかしたらわたしたち親子が参考例になったのではないか・・・そんな風にも思った。

因みに、こちらに入所しているある方のご家族は、東京の八王子市から面会に来ているらしい。
近くにある施設は入所待ちが長かったことが理由らしいが、それだけが理由だとは思いたくはない(苦笑)


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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