にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん15歳」「あたし、お洒落大好き還暦」「母、87歳。方言と訛り×認知症要介護3」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

特養の事前説明会を終えて

2021.4.10(土)

特養(特別養護老人ホーム)の、事前説明会に出席してきました。

相談員さんと、看護師からの説明で、
始めに相談員さんから入所にあたっての細々としたことについて。

  • ご入所に関する留意事項
  • ご入所時にご用意いただくもの
  • ご入居手続きについて
  • 住所変更手続きについて
チェック項目があり、一つひとつにレ点を入れながらの確認。
疑問はその都度お伺いを立て解消。
話を聞いていた時は納得していたが、帰宅後に疑問が出た時は、その都度電話で対応してくださるとのことで、取り敢えず大丈夫かな・・・。

住所変更をいつするのかが気になった。
入所後に、入退去連絡票(原本)・契約書(原本)・連帯保証人(あたし)の身分証明書を持ち古河市と加須市で住所変更手続きを行うことになる。
(下線の書類は特養から提出されるもの)

肝心の入所日をいつにするかを少々悩んだ。
美代さんは今月24日に88歳の誕生日を迎える。
あたしと一緒に過ごす最後?になるかもしれない誕生日。
一緒に居てあげたいという娘心が働き、入所はそれ以後にしてもらうことに。

一通りの説明のあと、次は看護師からの説明。
  • 緊急時における延命等に関する意思確認書のご記入のお願い
  • 緊急時の救命救急医療および延命措置について
  • 延命措置に関する意思確認書
これらについてを重点的に。

こちらの施設では看取りは行っていない。緊急時には救急搬送になり、提携病院に運ばれる。その際にどこまでの処置をしても良いかの確認が必要とのことで、それらは、施設では勝手な判断はできないので、家族の承諾が必要になるが、連絡が取れない場合はどこまでの処置をしても良いのかを、予め確認しておく必要があるとのこと。

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もう一つ。
延命措置について。
本人がどこまで理解できるかだが、美代さんは聞いたその時は「わがった」と返事をするが、5分もしないうちに忘れてしまう。第一、内容を聞いたところで間違いなく右から左で、難しい言葉など知ったこっちゃない状態。

「おめのいいようにしてけろ」(お前のいいようにしてくれ)

こう言われるに、決まっている。
それでも、何も話さずに勝手に進めたくはないので、判らないにしろ一通りの説明はするつもりでいる。

延命措置(終末期医療)を
  • 希望します
  • 希望しません
  • その他(   )
これらは家族の判断になるが、キーパーソンになる者を決める必要が在るのだそうだ。
誰にするかを家族内で話し合うように言われたが、美代さんのもう一人の娘・あたしの妹に、特養の話をするべきか・・・しなければならないだろうが、気が進まない。
全ての責任を取らなければならないのがキーパーソンとか。

これまでの面倒は全てあたしが看てきたのだから、たとえ何があったとしても、妹にとやかく言われたくはない。
強く在りたいと思う。

DSC_1191

その他の()カッコ内には、例えば「挿管はしたくはありません」などの事を書いても良いとのこと。
意識もなく、心臓も止まっている状態の者にどの程度の処置が必要なのか。

延命で言えば、経口摂取が厳しくなったら、胃瘻(いろう)にするかについても決めておくようにと。
老衰状態で意識がなくなったとしたら、あたしは・・・させないかな・・・難しい。
妹ではなくて、ユカ・サキと相談することにする。
(延命措置に関する意思変更はいつでも可能とのこと)

色いろと話を聞きながら、頭の片隅で、

・・・特養に入所させるのも、何だかメンドクサイ。やめよっか・・・

こんな想いが浮かんだが、イヤイヤこの先は悪くなることはあっても良くなることはない訳で、入所は今が最善。


PS
面会は、窓越しで電話を使って。
入所者が70人のため、ひとりにつき、月に2回まで。(要予約)
コロナ終息を願う家族は多いと思うが、コロナ以前には、忙しさで半年に一度だけの家族もいたそうな。

「入所者は寂しがっていますが、それぞれの生活がありますからね・・・」

看護師の言葉が切なかった。

あと2週間。
バタバタと過ぎて行くような気がする。


人生に「タラレバ」はつきもの・・・?

2021.4.9(金)

タラレバの話をしてみようかな。

12年前に亡くなった夫が、未だ元気だった頃に話してくれたこと。
  • 定年になったら、延長せずに岩手に帰って畑仕事をしようと思っている。
  • 畑に大きめの小屋を建て、柵を作り犬を放し飼いにする。
  • 小屋の中では猫を飼い、自由にさせる。
犬や猫の数は5~6匹の予定だと言っていた。
この話をしていた時に、わが家には3匹の猫がいた。
ねこの日常に載せている、にゃんズの桐と青。
そして、桐が家族になる前に動物愛護団体から譲り受けたデン。

この3匹の世話だけでも大変なのに、更に犬を数匹飼うと言うのだ。
【言うは易く行うは難し】で、誰が世話をするの?
訊くと「俺がやる」と、言っていた。

デンはその後病気になり、虹の橋に召され、残ったのは桐と青。
「こいつらに仲間が増えるんだ。楽しいべ」と、言っていたけれど、そんな会話をしていた頃には、既に病魔に侵されていたのかもしれない。

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60歳で定年になり、余生は岩手で畑仕事をしながら暮らす。
夫とは5歳違いのあたしも、青写真では一緒に畑仕事をすることになっていたようだ。
ミミズや虫が苦手なあたしに、土いじりなどできるのだろうかと、真剣に悩んだりもしたが、そんな会話ができていた頃は平和だった様に思う。

夫が生きていタラ、今頃は岩手で暮らし沢山の犬猫に囲まれ、畑仕事に勤しんでいたことだろう。
夫が生きていタラ、アルツハイマー型認知症になった美代さんをここ古河に呼ぶこともなかっただろう。
夫が生きていタラ、もしかしたら美代さんは認知症にはならなかったかもしれない。いや、それは違うか。

夫が生きていレバ、あたしの人生は今とは全く違っていただろう。
夫が生きていレバ、当然のことながら婚活サイトに登録することもなかっただろう。
夫が生きていレバ、こうやってブログを記すこともなかっただろう。いや、それはわからないな。

タラレバ
人生はタラレバの繰り返しかも。
いくらでもやり直しは効くと言うけれど、死んだ者が生き返ることはない。
夫に、タラレバを口説いてみたところで、正体がないのだから言うだけ無駄ね。
だとしたら、あたし自身の問題かもね。

平均寿命で言えば、これから先20数年の生がある。
この12年は「あっ」と言う間に過ぎた感があるけれど、このままだとこの先の20数年も、それこそ「あっ」と言う間に過ぎて行くのだろうね。

人生は一度限り。
この先も、タラレバを言うことがあるだろうね。
そう、あの時こうしていタラ・・・こうなレバ・・・なんて。

自分の人生をしっかりと見極めて、なるべくならタラレバのない今後で在りたいと思う。

でも、言うときがあっタラ・・・「ごめんね」


認知症介護の形は人それぞれ 大事なのは介護する側・・・

2021.4.8(木)

昨日は、月一の【認知症の家族会】に出席してきました。

認知症の介護をなさっているご家族の状況は、ひと月でがらりと変わるものだと、実感しました。

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要介護5で凶暴さが出た夫様を、特養に入居させた妻Nさんは、晴れ晴れとした顔をされ「入れて良かった。今はのんびりと過ごして居ます」と、仰っていた。


要介護2で突然歩けなくなったお父様の車椅子介護の限界で、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に、入居させた息子Kさん。
要介護2では、特養入所はできないのでサ高住の選択をなさったようだが、「名前の響きは良いが結局は一般のアパートと一緒で、入居の際、使用する物(おむつ等も)は全て自分で揃えなければならず結構な出費だ」と、仰っていた。
入居後に介護認定調査があり、結果として2から4へと一気に進行していたと。
そして、4になったことで、特養入居の権利が得られることになり、お高いサ高住を引き払うことにし、今は2つの特養に申込を考えていると仰っていた。


義両親を有料老人ホームに入居させたKさん。
義父様が84歳でお亡くなりになり、要介護2の義母様だけが残された感じになっていると。
そして、義父様が残された遺言書について、義母様の認知度が怪しいために執行できず、夫・義弟と共に悩んでいると。
要介護2で、虚ろ状態の義母様を「もっと進んでいるように思うんですけれどね・・・」

出席者の中には法律に詳しい方もいらっしゃり、司法書士・行政書士・弁護士等に、成年後見人の依頼をするのが早道だと、アドバイスなさっていた。


要介護5のお母様を在宅で介護されているKさん。
車椅子生活で同じ体勢となり、熟そうに悩まれていたが、治りつつあると。
これは、余裕を持とうとして身体に対して大きめの車椅子を使用していたが、それが逆に身体が動くことに因り擦られてできたそうで、小さめの車椅子を使うことで解消されたと。
そして、めでたく94歳の誕生日を迎えられたとも仰っていた。
訪問看護やヘルパーさんに助けてもらいながらの在宅介護を続けられて居るようだが、施設に入れない理由は、

「母親が大好きで、幼い頃に父が亡くなり母ひとりで育ててもらい、周りからは一卵性親子といわれるほど仲良し母娘なんです」

母娘関係の良好さを、羨ましく思ったりして・・・。


あたしは古河市在住。
認知症疾患医療センター一覧を頂いたが、
古河・坂東保険医療圏域にある古河赤十字病院が指定辞退届の提出をした。
内容については詳しくは記されてはいないが、同地区に住んでいる者にとっては不便なことになる。

例として、
後期高齢者の免許証更新でテストが行われるが、50点以下になると、認知症の検査を受けなければならず、その検査を古河日赤で受けることになっていたらしい。
免許証返納をすれば善いのだろうが、車が無ければ生活できない高齢者も居るのが現実で、こらからどうするのだろう・・・と、ある方が仰っていた。

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あたしも、今月中には母が特養に入居なる予定であることを話してきた。
未だ、罪悪感のようなものが残っているが、田園風景や副施設長の穏やか対応。そして、ケアマネに背中を押されたことで、決心に繋がったこと等を話した。

「親を施設に入れるには時期とタイミングがあります。まやさんの場合は複数が重なったのでしょう。良い所を見つけられて良かったですね」

来月は5月5日に開催されるが、GW帰省をする予定なので、欠席する旨を伝えた。

「混雑するでしょうから、気をつけて行ってくださいね」

温かいお言葉を頂戴した。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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