にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好き還暦」「母。87歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

ご飯大好きな母が、ご飯を食べない・・・そして

パターン化した美代さんの睡眠。
昨日も、デイサから帰宅後唯々眠いと言いベッドへ入ったのが午後5時過ぎ。
8時頃に一度目を覚まし、「ユカ・サキは居るのか?まだ仕事から帰ってきていないのか?」と、言われた。
時計を見て「もうこんな時間だ、遅いな・・・」とも。
ここにはユカ・サキは住んではいない。
たぶん、実家に居るとの思い込みなのだろう。

「まだ帰っていないよ。それにそんなに遅い時間でもないから大丈夫だよ」

「そが、おそぐねのが・・・」

ご飯を食べるかと訊いたが、とにかく眠いから又寝ると言いそのまま就寝。
入歯洗浄も、夜間用尿とりパッドも付けていないが、また起きるだろうと思いそのままにした。

寝食忘れて仕事に取り組むとは、聞いたことがある。
人は、食べることと寝ること、究極、どちらを選択するのだろう。

飲まず食わずで1週間生きていた・・・という話は過去に聞いたことがあるが、1週間寝ずにいたら思考回路はたぶん狂ってしまうのだろうな。
でも、海外のどこぞの国かは忘れたが、もう何十年も寝ていないという老人がいたが、それと一般的な睡眠とは話が違うのだろう・・・たぶん。

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今朝9時頃に、普通に「おはよう」と言い起きてきた美代さん。
お腹が空いたとも言わずに台所の椅子へ腰かけ、あたしが片付け忘れていた広報を手に取り、しげしげと観ていた。
そして、何を思ったかメガネを取り出し中を開き読み始めていた。
書かれている内容など解るはずがないが、まぁ取り上げることでもないので放っておいた。

少し前までなら、朝起きたら何が何でもご飯を食べていた。
何はなくてもご飯。
ご飯を食べているときが、最高の幸せと言っていた美代さんだ。
その美代さんが、「ご飯」という言葉を口にせず、冷凍庫からアイスを取り出し食べ始めた。

いくら何でもアイスでは満たされないだろうと思い、卵焼きを作った。
一人2個として、4個を使いカニカマと刻みネギを入れ厚焼き卵にした。
美代さんの前へ「どうぞ」と差し出すと、

「この、黄色いのは何だ?・・・卵か?」

厚焼き卵はあたしの得意料理だ。
むすめ達のお弁当のおかずに、ほぼ毎日作っていた。
美代さんにも作ってあげたことがあるが、気に入らないと食べてもらえなかったことが多い。
厚焼き卵は、美代さんの中では卵焼きではなかったのだ。

美代さんが作る卵焼きは、フライパンに卵を流し入れ薄く延ばし、ひっくり返して出来上がり。
お皿に入れる際には、半分の半分になり形的には三角形。

厚焼き卵だと教え、食べてくれるか様子を観ていたが、なにを思ったか美代さんは、持っていたアイスの棒を使い食べようとしていた。
お箸を使うように言うと、解ってはいたが棒でも食べられるのではないかと、思ったと。
この考えは、クリアな人の考えなのか認知症の考えなのか・・・
時々あたしは解らなくなる。

卵焼きを完食し、更に棒アイスとチョココーンアイスを食べた。
都合3個、食べたことになる。
口の周りはチョコだらけ。
3個食べた記憶はなく、最後に食べたチョココーンアイスの記憶だけが残っていた。
ご飯を食べずとも、カロリー的には満たされているのかな・・・。

ご飯(米)が何よりのご馳走。
ご飯以外の物では、お腹はいっぱいにならない。
こう言い続けてきた美代さんが、ご飯を口にしない。
いや、「ご飯」という言葉さえも出ない。

これも、認知機能の低下故のことなのだろうか。
さて、夕飯までに「ご飯が食べたい」と、言ってくるのか。
今もまた、広報を観ている。

好きにさせておこう。


にゃんズの母の息子、15歳になる

わが家のにゃんズ「桐と青」

青くんは、今日8月1日が誕生日です。
15歳になりました。

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    デ~ン!横綱?(笑)昨日の写真

わが家の家族になったのは、15年前の11月頃だったような。
当時勤めていた工場のお向かいで、半野良状態でご飯をもらっていた。
ある日。
あたしが帰ろうとすると、どこからともなくやってきて、足にスリスリし始めなかなか離れようとしない。
車の往来が激しい道端ではなかったが、それでも万が一ひかれて死んでしまったら・・・そう思うと置いて帰る訳にもいかず段ボールに入れて帰宅。

鼻がぐしゅぐしゅして、毛並みも汚れていたので、かかりつけ動物病院へ。
猫カリシウイルスに感染していたので、薬を処方してもらい、暫くは桐ちゃんとデンくんには会わせないようにして、その夜からわが家の一員となった。(桐ちゃんの前から飼っていた先住猫)
(誕生日を8月1日にしたのは、乳歯の具合からです)

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     今日の午前中 zzzz お休み中

この15年間。
大きな病気をすることもなく、健康なおデブちゃんねことして暮らしてきた。
千客万来の桐ちゃんとは違い、身体の割には臆病で、来るものは拒み、去る者は追わず。
それでも、野良時代の名残なのか猫本来のハンター気質なのか、以前住んでいた一軒家では、ゴキちゃんや、トカちゃんを捕まえることもありで、あたしはその度に「ギャーギャー」わめいていた。(苦笑)

何年か前に、長生きできるのは環境が良いからなのだと、かかりつけ医から言われたことがある。
あたしはその言葉を、勝手にお褒めの言葉と取っていたが、まんんざらでもないように想う。
年に一度の3種混合ワクチン接種。(外には出さないので、3種でOK)
2ヶ月毎の健康チェック・レボリューション&爪切り。

起きている時間よりも寝ている時間の方が多い。
寝息やいびきの音が高く、大丈夫かと心配することもあるが、本ニャン的には何ともないようで、熟睡。

自己表現が下手で、カマッテ~と地味~に甘てくる。
忙しい時は空気を読み?「そっか・・・じゃ、我慢するよ」みたいにスーッと離れて行く。
その姿を観ると、余計に撫でてあげなければと思ってしまうのは、彼の計算に因るものか?(まさかね)

青くん。
誕生日おめでとう。
まだまだ、長生きしてね。

これからも、
母と、ず~っと一緒だよ。


お盆帰省のために、レンタル車椅子を利用する

お盆帰省を決めている。
実家岩手から、娘たちが迎えに来てくれることになっている。

普段、車椅子を使うことはない。
大家さんのご厚意で、トイレ・玄関までの美代さんの動線には、手すりをつけてもらっている。
手すりのない所は、壁伝いや家具に掴まり歩いている。

美代さんは、変形性膝関節症。
膝や腰に痛みがあるとは言うが、歩けなくなったのはそのことだけが原因ではないだろう。
認知症となり、歩くことが億劫になり、さらには怖いと言う。
転倒することを恐れている。
日頃から「死にたい」を連発するくせに、転んで怪我をしたり果ては死ぬのが怖いという。

生来の臆病な性格で、自転車に乗った際も片足を地面につけて立ことができずに、信号待ちの際などは必ず降りてしまう。
平衡感覚が乏しいのだろうか・・・

室内でも、何も摑まるところがない場所では、綱渡りの奴さん状態で左右に揺られ、ふらついてしまう。
室内用の杖を使わせるが、杖を持ちながら壁を触ろうとする。
杖は宙に浮き、意味をなさない。そして、置きっぱなしで忘れてしまう。

今回のお盆帰省は昨年末以来になる。
昨年末には、長女のユカから宇都宮まで迎えに来てもらい新幹線で帰省。
その時は、辛うじて歩行車を使えていた。

2月に、この家に引越しを決めた際に歩行車は返却していたが、今回の帰省では歩行車でさえも無理と判断し、ケアマネの会社の介護用品部門から車椅子をを借りることにした。

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高速道のPA・SAでのトイレタイムに使用。
折りたたみ式で自走できるタイプではないので、車輪がかなり小さい。
デコボコ道では揺れるかもしれないと言われたが、重量がハンパなく軽く、あたしの軽自動車にも無理なく載せることができたので、迎えに来てくれるエスティマには楽勝で載せられる。

レンタル料は、一割負担でひと月400円。
1ヶ月単位でのレンタルになるので、今回は8月のみなので400円で済む。
年末帰省するかは思案中だが、仮に帰省することになったら、その時にまたレンタルをお願いすることにした。

PS
ケアマネの名前は何となく憶えていた美代さんは、顔を観て「どなたですか?」
もう、3ヶ月ほど顔を合わせていない。
忘れて当然と言われた。
そして、めっきり歩けなくなった美代さんを観て、

「かなり進行しましたね。介護度も2・・・3になっているかもしれませんね」

この後、
1の認定を受けているのだから、1であれば利用料金も安くて済むのだから、2にする必要はありません。介護度は、どれだけ手が掛かるかと認知機能で決まります。もう少し様子を観ましょうと。

お二人が帰った後、室内に置いてある車椅子を観た美代さんは、

「これは何だ?」

「車椅子だよ。さっき外で乗ってみたでしょ、乗り心地が良いって言ってたよね」

「ん~、そだけが。忘れだ」

帰省するまでに、何度か乗ってもらった方が善いのかも・・・。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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