にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん15歳」「あたし。お洒落大好き還暦」「母。87歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

ショートステイ先が決まったけれど、分不相応?

ショートステイ短期入所の説明・手続きが終わりました。
担当者との面談中にはニコニコしていた美代さんでしたが、家に帰り一旦落ち着いて出た言葉が、

「オレが邪魔だがら、泊まらせるのが?」

邪魔・・・ハッキリとは言いませんが、同じ空間に居たくないと思う日はあります。
食事の支度・着替えの手伝い・リハパン&尿とりパッドの交換、そして毎日繰り返させる一瞬で消える記憶と、それに対するいい繕い。

美代さんはまだ軽い方でしょう。
でも、365日一緒に居ることに、とにかく苦痛を憶えます。
2~3日離れることでお互いがリフレッシュできるのではないかと、ケアマネからの提案でした。

あたしにとってはとても有難い提案でしたが、美代さんにとっては訳の判らないことですよね。
今まで通りに週4日をデイケ・デイサで過ごせば、それで幸せなのですから。
それでも決めたことですから、今月からお世話になります。

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で、説明時に「アレッ」と、思ったこと。
自己負担限度額の負担が軽減され、少しは安くなるのだろうと勝手に判断していたのですが、加算手当ての量が思いの外多く、自分なりに予測していた金額よりかなりお高め。
施設を出た後で、ケアマネも仰っていました。

「こちらは高いようですね。今月と来月は決めてしまいましたので、12月にお世話になる所は、改めて探してみましょう」

「やりくりできる金額は決まっていますので、それを出ない範囲でお世話になりたと思っています。宜しくお願いします」

美代さんは行きたくないのに、あたしのイライラ解消のためにお願いする、ショートステイ。
多額を掛けて嫌々行かせることに疑問・・・本当にこれでいいのかと考えてしまいました。

ケアマネに頑張ってもらい、もう少し身の丈に合った場所を、探してもらいましょ。

PS
インフルエンザ予防接種を受けてきました。
あたしが受けるのは、来月の予定です。

東北生まれだけれど、寒さに強い訳ではない

先週は寒かったですね。
今からこんなに寒いんじゃ、冬はどうなるのよ・・・。
なんて、心配しながらエアコンを暖房にしてしまいました。
3~4日間点けていたかな。

あたしは東北岩手県の生まれ。
40歳までは岩手郡という郡部で暮らしていました。
(平成の大合併で、現在は八幡平市となっています)
亡き夫の仕事の都合で茨城県に越してきて、はや20年目。
この間、まぁ色いろとありましたけど、それは置いておいて。

こちらで暮らするようになり、東北岩手生まれであることを言うと、まぁまぁの人から同じ様な言葉が出ていました。

「まやさんは寒い所の出身だから、寒さには強いでしょ」

この考えでいくと、暑い地方出身の人は暑さには強いということになるけれど、どうなんでしょうねぇ。

いくら、寒い北国の生まれでも、寒いものは寒いのです。
子どもの頃から聞かされていた地名があります。
知っている人は知っている・知らない人は知らない、有名な地名。
それは、岩手県盛岡市薮川(やぶかわ)です。

「本州一の寒さで有名な場所」で、ググってみました。
薮川は、盛岡市の中心部から北東へ車で走ること約40分の場所にある岩洞湖(がんどうこ)周辺に広がっています。
冬になると「氷上ワカサギ釣り」のメッカになり、多くの釣りファンで賑わいますが、この薮川地域は、氷点下30度を記録することのある“本州一寒い”場所。
1945年1月26日にはマイナス35℃を観測。
「日本のチベット」と言われる岩手県の中でも寒い所で、
薮川を「日本のシベリア」と言う人もあるくらいである。

ここまで寒い県で生まれ育ったのだから、寒いのは平気でしょ。とか、強いでしょ。にはならない。
いや、他の人は知らないわよ。
少なくとも、あたしと美代さんは苦手。

特に寒がり美代さんは、先日の寒さの際には下ズボン(ももひき・パッチ)を穿きたいと言っていましたからね。
流石にまだ早いと思い、裏起毛のそれこそ冬用のズボンを穿かせ、デイへ行く際には厚手のコートを着せましたけど、年寄りには寒さは堪えるようです。
そういうあたしも、足首までしっかり隠れるタイプのパンツを穿いていました。

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昨日・今日と寒さも和らぎ、裏起毛ズボンとは暫しお別れさせ、秋用のズボンを穿かせたのですが、送迎車を待って居る際に、

「この上さ何が着なくてもいいのが?」

「今日はね、25℃くらいになるから着なくていいと思うよ。でも、寒いの?」

「いや、寒ぐね」

「寒かったら着込めばいい」昔から言われていました。
確かに一理あります。

寒さには敏感であるけれど、季節の判断もできなくなってきた美代さんには、体感で判断してもらうしかないようです。


気遣いができない?! あなたに言われたくないワ!

冷凍しておいたキノコ類(エノキ・シメジ・マイタケ)と、シーフードミックスをニンニク・塩・コショウ・クレイジーソルトで炒めました。
粗熱が取れるまで、フライパンのままガスレンジの上に置きっパにしていました。

美代さんは朝食中で、途中で立ち上がろうとしていたので、おトイレなのかと訊くと、おかずを先に食べてしまい冷蔵庫に入っている何かで食べようと思ったと。
何が食べたいのかを訊くと、

あがくて、細長いの」(赤くて)

・・・ハハ~ン・・・「カニカマのこと?」

「カニカマ?わがらね」

冷蔵庫から出し「これがカニカマ。これでしょ!?」と、言うも「そうみたいだな」で、袋から取り出してみないと判らない様子でしたが、残っていたご飯二口分を、カニカマ2本で完食。
黙っていると、残っている分も食べてしまうので、それは後で食べるようにと言聞かせ、ご馳走様をさせました。

片付けは、そのままにして置いてもいいと言っているのですが、調子の良い日には自分で流し台に持っていきます。今朝もそうでした。
と、フライパンの中身を見て。

「これは何だ?」

「キノコだよ」

「そが、きのごの臭いするど思ったども、やっぱりきのごが」

美代さんの嗅覚は、かなり落ちています。
あれほどキツい尿臭や、果物の香りもしなくなったと言うので、キノコの臭いがしたというのは、明らかにいい繕いだと思うのですが。

たった今食べ終わった美代さんはフライパンに入っている菜箸で中を混ぜていたので、これはお箸を舐められる、嫌よ!!その想で、

「今、ご飯を食べ終わったところなんだから、食べないでよ!」

少し、強く言ってしまったのですが、これに対して美代さんから想いもよらない言葉が返ってきました。

「誰も食べるどは言ってねべ!これは何だど聞いだだげだ。おめは気遣いもでぎねのが?!」

・・・気遣い・・・あなたの口からそんな言葉が出るなんて・・・

正直、愕然としました。
美代さんは根っからのKY体質です。
義息子・妹ソノコの夫から「お母さんはデリカシーがないですね」と言われたことがあるくらいですし、亡き父の火葬中に、参列者用の昼食を平気で食べてしまう、そんなことをしていた人です。

あたしが気遣いのない人間であるならば、あなたは何者になるの?
葬儀後の会食のときも、一切立つことなく座ったままで食べることに専念していたよね。
あたしやソノコ・ユカ・サキで弔問客の接待やお酌などをしているときも、何~にもしなかったよね。

確かに、その当時から変形性膝関節症で立ち座りに難儀はしていたけれど、それでも何かしらのことはできたはずよね。
このことを話しても、もはや何も憶えおらず虚しさが残るだけだけど。

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認知症患者に対する気遣いとは。
理解することが難しくなっている状態の人に、どのように気遣いをすれば善いのか。

「キノコだよ、後で食べようね」

優しく言えば善かったのでしょうね。
日々、イライラMAXのあたしは、気遣いもできない娘のようです。



プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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