にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん15歳」「あたし、お洒落大好き還暦」「母、87歳。方言と訛り×認知症要介護3」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

老衰・・・眠るように息を引き取る

2021.4.13(火)

俳優の田中邦衛さんが、お亡くなりになられた。
88歳。死因は老衰と。

特養入所が決まった美代さんだが、こちらの施設は看取りは行われていない。
事前説明会で看護師にその理由を訊いてみた。

施設長および副施設長は、看取りまでできる施設にするように働きかけているそうな。
それは、働いてるスタッフも同じ気持ちでいるとのことだが、現状でできない理由があると仰っていた。

「ここは埼玉県の中でも田舎で、看取りをしてくれる医師がいないのです。ここらの医師は年齢的にも若くはなく、意欲というか・・・。系列施設でも、もう少し都会の浦和の方では行っているのですが」

古河市内には看取りをしてもらえる施設がある。
そこにすることも考えたが、待機人数がかなり多く待ち年数が2~3年と。
2~3年・・・待っていたら確実にあたしの手には負えなくなると思った。

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昼食を食べ、眠るように逝ったようです。
知り合いのお母様は、同じ様に特養入所なさっていたが、スタッフが傍を離れた後に、気付いた時には椅子に座りながら息を引き取っていたそうな。
92歳と言っていたかな・・・大往生だと想うと、知り合いは納得していた。

看取りができたら、これで済むのだろうね。
でも、美代さんの場合は何かがあれば救急搬送になる。
救急車の中で心臓マッサージや、挿管になることもあると看護師は話していた。日本の救急隊員には、ここまではしなければならないという、国の定めがあるそうな。

心肺停止で、眠るように逝ったのであれば、敢えて心マや挿管などはしないで欲しいと思うのは、あたしだけではなく、気に入らない妹(苦笑)のソノコも同じ想いだった。
そう、もし自分が同じ状況となったら、何もせずにそのまま逝かせてほしいと。

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昔、とても若かった頃。
夫の父親が、最後は管だらけで息を引き取った。
その様子を観ていたあたしは、ここまでしなくても・・・と思ったものだが、義理の姉は、なんとしてでも生かして欲しいと言っていた。
義父は63歳。
確かにこの年齢では、義姉の気持ちになるのかもしれないが、あたしにはベッドの義父が苦しんでいるよにしか見えなかった。

父親の年齢に追いつくこともなく、53歳で逝ってしまった夫。
管は、一切なかった。

美代さんは内蔵関係に支障はない。
食欲に関しては、ここの所少しだけ衰退しているように想うが、それでも食べたくないとは言わない。
昨日も、ソノコとの電話で「ご飯が美味しくてよ。お替りしてる」と、言っていた。
お替りはしていないけれどね(苦笑)

もうすぐ88歳になる。
100歳まで生きると太鼓判を押されているが、願わくば知り合いのお母様の様に、美味しいご飯を食べた後に、眠るように逝ってほしいものだ。
でも、救急車の中では、心マが行われるのだろうね。

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PS
デイサから頂いたお菓子を食べていた美代さん。
そのお菓子をどこから貰ったの?と、訊いてみた。

「ヤマコザワの小学校がらよ」

「・・・あぁ、そうなんだ。美代さん、何年生なの?」

「ろぐねんせいだ」(六年生)

そして、あたしは妹のミッコさんになり、4年生になっていた。
美代さんとミッコさんは2歳違い。
年齢差を理解しながらも、心は小学生になっていた。


特養入所についてを、離れて暮らす妹に納得させる

2021.4.12(月)

母美代さんの特養(特別養護老人ホーム)の入所日が決まりました。
24日が88歳の誕生日なので、それ以降とお願いしていましたが、副施設長さんから連絡があり、26日となりました。

特養入所については、あたしの一存で決めている。
が、一応むすめ達や叔母にはお伺いを立てている。
ずっと、あたしひとりで介護をしてきたことを叔母たちも知っている。
特にヨッコさん(美代さんの2番目の妹で、日頃から電話をしている仲)からは、かなり前から「施設に入れた方がいい」と、言われていたので、両者共に反対する理由はないと言っていた。

問題は、大阪に住む妹のソノコ。
反対されるのだろうと思いながらもラインした。
既読にはなったが、返信がなかなか来ない。
業を煮やし「異論ないよね」のライン送信のあとに、あたしから電話した。

「施設に入ったら、間違いなくすぐに寝たきりになるよね。それでいいの?!」

これって、遠まわしだけど、在宅介護を続けろと言っているよね?
ソノコが最後に美代さんの姿を観ているのは、2017年の6月。
当時は神戸に住んでいたソノコ。
先々遠出は無理かもしれないと思い、まだ歩行もしっかりとしていた美代さんと連れ立って神戸まで二泊三日の旅行をした。

あれから4年。
ソノコは元気な美代さんの姿しか、知らない。
着替え・食事・入歯洗浄・トイレ・尿取りパッドとリハパン交換。
これらの事を、どれだけ大変なことかと、これ見よがしに話した。
そして、ケアマネからは要介護4に近くなっていると言われたことも、併せて話した。

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寝たきり。
何れはそうなるだろう。
在宅でそうなったら、あたしの精神状態ではもう無理なことを話した。
今でさえ、殴ったり蹴りたくなるのを必死で我慢しているのだから、これ以上一緒にいたら100%手を出すに違いない。
ここまで言われて、やっと承諾した感。

もしも承諾しなかったら、特養入所をやめてソノコに面倒を看てもらおう。そこまで言うつもりでいたが、もしかしたらそれを察知したかの様に「仕方ないか・・・」

延命措置に関しては、「希望しない」ことを納得してくれた。
胃瘻(いろう)に関してもしないことに。

一通り話したあとで、美代さんと交代。
いつものように、トランシーバーのように話し始めた美代さん。
ソノコの声を聴き「久しぶりだな。元気が?」と。

話の内容は、どこに住んでいるかとか、ソノコの子ども達の話などだったが、ある程度話すと「おめは誰だ?」と。
最後には「疲れだ。何話していいのがわがらね。切るじゃ」
話の最中に電話の相手が誰なのかを判らなくなった美代さんの状態で、ソノコはやっと理解してくれたようだった。

PS
面会が、月に2回までしかできないことを納得していないようだったが、何を言うのだろうね。
これまで、ご機嫌伺いの電話1本もくれなかったよね。
父の、十三回忌法要にも出席しなかったよね。
コロナ禍の中で面会ができにくい現状で、入所になると知ったら会いにくると言うの?!
4年も会いに来なかったのに、今更ですかぁ!と、言いたかったヮ。

加えて、特養やショートステイ、介護に係る知識など一切なかった。
親だとは言っても、離れて暮らしていれば、結局は他人事なのかもしれない。

美代さんは、お決まりの事だが、電話で話したことを、夕方にはきれいさっぱりと忘れていました(内容は勿論ですが、妹と話したこと自体を忘れていた)



デイサービスの5周年記念品・・・中身はな~に?

2021.4.11(日)

昨日、デイから帰って来た美代さん。
お土産がバッグの中に入っていました。
送迎担当スタッフのオジサマからも一言。

「5周年のお祝いということで、お菓子が渡されたようです」

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        中に入っていたお菓子

こちらのデイサービスにお世話になったのは、一昨年・令和1年の10月から。
デイに、専用の畑があり、野菜作りをしていること。
その野菜の種・苗植えや収穫のお手伝いができることが決めてでした。

当時はまだそこそこ歩けていたので、楽しみの一つになると思っていたが、しゃがむことが厳しくなりつつで、もしかしたら無理かなぁとも思ったが、歩けない人用には野菜を入れたパックや牛乳パックをプランターの様に活用し、テーブルでも種や苗植えをさせてもらうことができるようだった。

土と共に生きてきた美代さんには打ってつけのデイ。
あたしは迷うことなく即決だったが、難題が一つあった。

美代さんは、ぬり絵や折り紙が大嫌い。
手先・指先を使うことは脳の刺激にもなり良いことだが、想像力が乏しく、色のセンスが無いのが欠点の美代さんには、それらのことが苦痛のように感じたようだった。
それでもスタッフや周りのお仲間にチヤホヤされ気分はアゲアゲだったようで、手伝ってもらいながらも何とかやっていた。

1年と6ヶ月。
余程のことがない限り、休むことなく通い続けた。
食べることが大好きな美代さんは、美味しい昼食と入浴を楽しむことをモチベーションにしていた。

「行きたくないなら、休んでもいいんだよ」

このように言っても、

「いぐ。いげば美味しいご飯食べれる」

こちらのデイでは、ご近所から新鮮なお野菜を頂戴することもあったりで、その日調達できた食材でメニューを決められることもあるそうで、毎月のメニュー表を作成されることが無いのが少々の難点。

今日は何を食べてきたの?このように訊いても「何だっけ?忘れだ」
昼食と夕食がダブラないようにとの想いで訊いても、何を食べたかを忘れるのだから、ダブったところで問題はないか・・・で、済ますことにしていた。

24日は美代さんの誕生日。
この日が最終日になる。

最後は何かお祝いしてもらえるのかな・・・。
特定の個人を優遇することは、たぶんないよね。
いつもと変わらずに過ごすことになるのでしょうね。

頂いたお菓子を、ポリポリ食べている美代さん。
総入れ歯で、噛む力がないのですが、それでも美味しく頂けるお菓子を選んでくださったようです。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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