にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

8回目の引越し 断捨離、始まる

あたし、にゃんズの母。
8回目の引越しが決まりました。

理由は・・・そうですねぇ、人生いろいろですよ。
話せる時期が来て、話してもいいかなぁ・・・と、思える時が来たら
記してみます。

母美代さんとの暮らしが始まったことで、今の物件に越してきたのが、
17年の11月。
その時も、結構な断捨離をしました。

先日、引越し業者に見積もりを依頼したところ、
「この広さでこの量は、とても少ないですね。一般的には段ボール50~80個ほどになるんですが、こちらの場合は30個で間に合うでしょう」

褒められたのか、けなされたのか。
まぁ、いっか・・・

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少しずつ箱詰め作業を始めていますが、この2年で増えた物がやはりあるんですねぇ。
そして、何年も使わなかった物や着なかった服。
また、何のために残しておいたのかが判らない物など、まぁ出てくるものです。

まだまだ着られる服でも、年代的に無理(笑)という服などは、市のリサイクルに出しましたし、お気に入りで何度も着用しヨレヨレになった服は、この際思い切って捨てることに。

沢山の物に囲まれての暮らしを楽しまれている方。
それはそれで善いと思います。

あたしの場合は、必要最小限の物で暮らせるのです。
例えば、一番判りやすいのは食器。
料理や用途に合わせた食器を揃えたら、かなりの数になるでしょうね。

若い頃・・・そうねぇ、30代の頃まではそうでしたが、40歳での初めて引越しから、食器に関しては、兼用できる物は増やさない様にしてきました。
コップやカップもこまめに洗い、一人に1個ずつ。
それで十分でした。

こういう考えになったのは、両親の影響から。
新し物・料理好きの父は、色んな食器を取り揃えていましたが、結局使うのはいつもの使い勝手が良い物に落ち着き。
貧乏で綿入れ布団で寝られなかったという母は、布団へのあこがれが強く、実家の押入れには旅館が始められるのではないかと思えるほどの量が、収納されている。

農作業の忙しさにかこつけて、天日干しすることもなかった布団は、カビて使い物にならない状態。
それでも、ほしくてほしくて買ったものだから、捨てることもできないままに。

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作者・題名も忘れたのですが、断捨離という言葉もなかった頃に読んだ本があります。
~人間は必ず老いる。ある年齢に達したら、遺された者たちに面倒・迷惑が掛からないように、整理・整頓していくのが親の努め~
の、様な内容でした。

当時は、母にもこのことを教え、追々片付けをしてほしいと頼んだことがあったのですが、訊く耳持たずでしたね。
何れは、あたしが片づける(捨てる)ことになるのでしょう。

そうそう、今やっている断捨離ですが、ゴミ袋の中を覗き込み、母が口を挟みます。

まだ、使えるべ?」

確かに使おうとすれば使える・・・の、ですが。
それが無ければ暮らせないのかと言えば、そうでもないのです。
この先、捨てたことを後悔するような物であれば捨てません。
だから、捨てます。

取捨選択も併せての断捨離。
できる娘とできない母親の意見の相違は、わが家に限らずあることでしょうね。
苦しかった時代を生き抜いてきた年代の方には、到底受け入れられないことの一つなのかもしれませんね。


PS
今一番の気がかりは、
引越しで、母の症状が進行するのではないか。
ここに越してきた際も、部屋の中で迷子(迷婆さん)になっていた母です。
今回も、ある程度の覚悟はしていますが、だからと言って取りやめにすることはありません。

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親の言いつけを守る 昔の記憶が鮮明に・・・

母美代さん、86歳。
アルツハイマー型認知症の診断を受けて、2年と5か月が過ぎました。

ブログを始めて丸2年。
2年前のブログを読み返してみると、今の状況に比べると「大したことではない」と、思える内容が多いことに気付きました。
それでも、その頃は美代さんのやることなすことが気に入らず、もしかしたら認知症の症状ではないことまで、認知症だから・・・と、思い込んでいたような気もします。

物忘れについては、この数か月で一段進んだように感じますし、歩行についても、ペンギン歩きが更に輪をかけた状態になっています。

認知症では、近々の記憶がなくなり昔の記憶が鮮明になると、一般的には言われていますが、ご多分に漏れず美代さんもその通りで、今いまのことが判らなくなり、昔(こどもの頃)していた・話していたことが常に頭の中に在るようです。

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最近特に感じるのは、食事中でのこと。
食べ方がとても汚いのです。
こぼすことはまぁまぁありますが、そうではなく音を出して食べる。
すする・・・のです。(かき込むが、解りやすいかも)
そう、全ての食材をすすり、時に大きな「じゅるじゅる」という音までだして。

「すすらないで、お箸で口の中に入れてあげて」

「急いで食べなくてもいいから、なるべく音立てないでゆっくり食べて」


貧乏人の子沢山。
ゆっくり食べることなど許させず、食べたらすぐに農作業。
いかにして早く食べるかを、考えていたそうです。

元々食事のマナーなどお構いなしの性格。
と、言いますか、マナーも知らないのだと思います。
それどころではない生活を、強いられてきたのですから。

「畑に行くことはないのよ。誰も追い立てることもないし、ゆっくり食べて」

「そだよな。忘れでらった」

と、綺麗に食べてくれるのですが、ものの数分で元の状態に。
言ってもすぐに忘れるのですから、ほっとけばいいのかもしれませんが、
外食時、あたしが恥ずかしいので・・・そんな想いもあるのです。
だって、ぱっと見、美代さんは認知症には観えないのですから。

食事は急いで食べるもの。
ぱっぱと食べて、仕事に精を出す。
ご飯をゆっくり食べる者は仕事のできない者。
明治生まれの父親に、常に言われていたそうです。

おやじがこう言ってだ・あっぱがああ言ってだ

昔のことで占領し尽くされた頭の中。
想いは生まれ育った実家。
会話の中に、おやじ(父親)・あっぱ(母親)が増えてきました。

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昨日もチラッと訊いてみました。

「ねぇ、ユカ・サキは何処に住んでいるの?」

「アキの家の隣だ」

「そっか」

関連記事 老母の記憶に残る家 それは生まれ育った家
http://aya1205k.xyz/archives/22181296.html

少し前までなら「違うでしょ!」と、否定していたあたしですが、
最近は聞き流すということを、やっと(笑)学習しました。

それでも、否定していることの方が多いようにも思います。


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記憶の書き違えと、つじつまの合わない内容

母美代さんは、電話魔。
昨日夕方も、自室でいつものヨッコさん(叔母)と長話。

内容は、自分の足腰のこと・叔母の近況、そして母の一番下の妹の話。
いい人ぶり・・・
美代さんは、デイに通い随分と足腰が丈夫になった・・・みたいなことを言っていましたが、自分を良く見せようとする心理なのでしょうね。
実際は、室内歩行も杖に頼り、杖無しではヨチヨチ歩きが更に進んでいます。

一番下の妹・あたしの末叔母ですが、美代さんとは16歳差の70歳。
かれこれ20年以上前になりますか・・・乳がんを患い、方乳房を切除しています。

その叔母が、かなり前から糖尿病を患い長い療養を続けているそうなのです。
身体を動かすのはトイレのときだけで、それ以外のことは全て夫に甘えっぱなしで、動くことがないのに、食べることだけは人一倍で太る一方なのだと。

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10日ほど前に高熱が続き、妻の身体を支えられな夫は救急搬送を依頼。
治療のかいあって、退院許可が下りたらしいのですが、岩手の冬はまだまだ寒く帰りたくないと駄々をこね、加えて、糖尿病であるにもかかわらず、病院食では足りないと食べ物が欲しいと、更なる駄々で、夫を困らせているらしく。

病院側は、一刻も早く退院してもらいたいとの想いで、介護認定を受けるようにアドバイスをし、市役所への手配までをしてあげたらしいのです。

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話が終わり、叔母の入院の内容を知らせてきた美代さんに、お見舞いが必要なのかと訊いてみたところ、記憶が定かではないのです。まぁ、仕方ありませんが。
容態についても、元気で病院の廊下を動き回っているらしいと言うのです。

・・・美代さんに訊いてもダメだわ・・・

晩ご飯後に、詳しいことをヨッコさんから聴いたのが、上記の内容でした。
家でも動かない人が、病院の廊下を動き回るはずがない。
美代さんの頭の中での記憶の書き違えを、まんま、受けてしまうところでした。

ヨッコさんは美代さんについてを、
「電話での話は通じてるけど、たまにつじつまの合わない受け答えがあるが、自分も年なので適当に合わせている」

アルツハイマー型認知症である事は知らせていますが、叔母自身がこの病気のことをどこまで理解しているのかは分かりかねます。
ただ、もう一人の姉(美代さんのすぐ下の妹)であるミッコさんは、理路整然とした話し方なのだそうです。

ミッコさんと美代さんの年齢差は2歳。
足腰は弱り、シルバーカーを使っているミッコさんですが、樽漬けの大量の漬物作りや食事の支度など、今でもちゃんとしているそうです。

肝心のお見舞いの件ですが、ヨッコさん曰く。
「身体の為に何度も動くように言ってやってるのに、全く言うことを聴かずにブクブク太るだけ。そんな妹の見舞いなど行くわけがない」

大事に至らずに済んだので、こういう言い方なのでしょう。
そして、
人の助言は、有難く聞いたほうが身のため、の、ようですね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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