にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

最低の娘から介護を受ける親の悲しさ

人間50年。
武将・織田信長の時代のこと。

2020年。
人生100年の時代。

30代・40代の頃、親が認知症になるなど努々思っていなかった。
自分の周りにも、認知症患者が居なかったので、認知症の知識もなかった。
と、言うより、
あたしの周りには年寄りがいなかったので、年寄りがどういう生き物なのかさえ分からなかった。

あたしが46歳のとき、父が認知症と診断を受けた。
アルツハイマー型認知症。
その当時は、最新の専門書を買い、一生懸命勉強した。
父の行動が何に因るものなのか、どういう時にこの行動が出るのか。
認知症の年寄りを知らなかったので、本に頼るしかなかった。

それでも、軽度だったので自分の事は自分でできていた。
足腰は丈夫だったので、農作業もできていた。
76歳で診断を受け、79歳で死亡。
この間3年。
特に進行することもなく、まぁもの忘れが少し増えた。くらいだった。

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40歳のとき実家を離れ、17年後の2017年。
母美代さんが認知症となり、実家に置いておくわけにはいかず、
古河での同居が始まった。

物を認知できなくなるから、認知症なのか。
それは物だけではなく、言葉や人に対してもだ。
午前中、例の如く寂しいと言い孫娘のユカに電話。
掛け方も忘れていたので、教えた。

会話中「エッ?」と、思うことが。
「いがった、ヨッコど話でぎで・・・」とか「は?おらえさ、ネゴはいね」
(オレの家)

美代さんは孫のユカと話していたはずだが、いつの間にかヨッコさんと
話していることに。
そして、桐と青のにゃんズがいることも、頭にはなかった。
忘れた。というより、すっぽりとその記憶が抜ける。
と、専門書には書いてある。

ユカに愚痴を言っていた。
いつもあたしに怒られている、もの忘れすることは自分でも解っている。
もっと優しく教えてくれたら、理解できるのに・・・の、ような事を。

悲しくなる。
順序立て、ゆっくり話しているが、一度で解るはずもなく二度三度と繰り返していくうちに、声のトーンは上がり結果怒られているように感じるのだろう。

わからなければそれで善い。
だが、美代さんの場合は聞きたがる。なんでもかんでも聞きたがる。
二度も三度も教えたのだから、少しくらいは解っているのだと思い会話を進めるが、理解などしておらず話にならない。

もの忘れを自覚しながらも、教えてくれたらまだまだできると信じている。
そのくせに、時には
「オレのあだまバガになったよんた。だがら教えられでもわがらね」
などと、平気で言う。

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完全に振り回されている・・・と、思う。
あたしは女優にはなれないようだ。
美代さんの話に合わすことができない。
否定してしまう。
「はい・いいよ・そうだね・わかったよ」などとは、どうしても言えない。

人生100年の時代で、食欲旺盛な美代さん87歳。
この先、どの様に進行していくのだろう。
あたしは、毎日文句を言いながらひたすらに母の面倒を看るしかない。
親を疎ましく思うあたしは、最低の娘なのだろう。
最低の娘から介護を受ける母。

仕方・・・ないよね。


うがい・手洗い・マスク着用を。
外では距離を保ちましょう。


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新しい生活様式・・・家飲み会のボリュームはほどほどに

あたしの就寝は、シンデレラ時刻前後。

昨夜は12時半頃にベッドへ。
桐ちゃんに羽根枕を占領され、仕方なく小枕(昔ながらのそば殻枕)の端に
頭を置き就寝。

寝つきが悪いことと、桐ちゃんに迫られなかなか眠れず。
それでもウトウトし始めた頃、外から女性の声が。

・・・え?なに?誰かが騒いでる・・・?・・・

時計を観ると1時半を回ってました。
・・・誰ヨこんな夜中に、なに騒いでるのよ。
もう、眠れなくなったじゃない!・・・

一旦声がなくなった?
あ、やっと寝られる・・・と、思うとまた始まる声。
それも、キャーとかウウ~ンとか。
挙句は歌声が。

時間にしたら30分くらいでしょうか。
あまりに気になったので、カーテンをチラッと開け外を。
2軒隣の窓が煌々としていました。

あたしの部屋にまで聞こえてきたのですから、
すぐ隣の住人には、もっとうるさく感じたでしょうね。

コロナで居酒屋の夜中自粛故、家飲み会でも開いていたのでしょうか。
昨日は、花金(懐かしい?古い?)でしたものね。
それにしてもあの騒ぎ様は如何なものか、ご近所迷惑などは、
考えないのかしら。

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新しい生活様式で、暮らしも一変。
転んだ人に手を貸すこともできない世の中。
学校では、床に落とした消しゴムなども友達に拾ってもらうことは
できないとか。
自分のことは自分で。
当たり前のことだけれど、そこには人情もなくなるのかしら。

少しずつ慣れていくのでしょうけれど、それが普通になったとき、
人々は、コロナ以前に戻りたいと思うのかしら?
戻れたとしたら、それこそ懐かし~と、思うのかしら?

人生、60年生きてきて、どんどん便利な世の中になって、
この先60年は無理だけど、何だろな~。
交換日記や文通。
固定電話の前で、相手からかかってくるのをずっと待っていた。
そんな昭和の時代が、なんだか懐かしい。

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明日は日曜日。
今夜もあの家飲み会?らしきものが始まるのかな・・・。
できれば、もう少しトーンを落としてもらいたいな。

うがい・手洗い・マスク着用
外ではお隣との距離を保ちましょう


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レミニール錠の効果を再認識

母美代さんが、ボ~ッとしていることが多くなった要因。

介護友の、だーすけ様からのご指摘もありましたが、
もの忘れの薬【レミニール錠】をやめたからだと、
少なからずは思っています。

この薬は、単に物忘れに効果があるというだけではなく、
気持ちがハイになるというか、攻撃的になるそうです。
若者が、街で肩をぶつけられた際、カーッとなることと似ている、と。
認知症で、ボ~ッとしている患者には攻撃的までとは言わなくても、
やる気に繋がる、元気が出る。
この様に、医師から説明を受けています。

「鬼・やめろ!」などの、
荒々しい物言いがなくなったのは、あたしにとっては喜ばしいこと
なのですが、美代さんのやる気が失せたことは、あたしが勝手に薬を
ストップさせてしまったことに因るものかもで、
何をするにも億劫で、歩くこともままならなくなっていることも、
もしかしたら、薬をやめたせい。

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でも、思うに。
始めから薬を飲んでいなければ、もっと早くにこの様な状態になって
いたのかもしれない。薬のお陰で元気でいられた訳で。
それでも、玄関外に置いてあるニンニクのプランターの水やりは、
たまにではあるけれど、頑張ってしているし、
寂しいと言いながら、携帯を掛ける行為もできている。
(掛け方を忘れることが多くなっているが)

今の状態は、他の患者さんと比べて一般的な症状なのか・・・
レミニール錠の服用を、また始めた方が善いのか。
思案のしどころ、難しい判断です。

午後一で、美代さんを歯医者へ。
車を止めた場所付近の出入口には車椅子がなかったので、違う入口まで
ゆっくり大股で、一歩一歩を踏みしめるように歩かせました。
あたしは「急いで」とか「早く」とかは、なるべく言わないようにしている。
言ったところでできないし、できないことを解って言うのは虚しいから。
待つ。ということは根気が要ります。
でも、やるしかないから。

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入歯の調整が終わり、出入口で車椅子から美代さんを降ろしていると、
通りすがりのご婦人二人から声を掛けられました。

「あら~優しいわね~、おかあさん?偉いわね~」

「ほんとね~」

「え?優しくなどないんですよ」

「優しいわよ~」

他人様からは、あたしは優しい娘に見えるようです。
決して優し訳ではなく、仕方がないのでやっている。
ただ、それだけのことですが。
車椅子から降りた美代さんに又もや声掛け。

「ほらっ、大股でゆっくりだよ。一歩ずつゆっくり」

やればできるのですけれどね・・・
おっかないが先に立ち、できることもできなくなっている。
レミニール錠を再服用したら、おっかね病が無くなるのかしら・・・

今日の古河は暑いです。
マスクなしの方もチラホラ。

うがい・手洗い・マスク着用。
人との間は、十分に距離を保ちましょう。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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