にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

作家、下重暁子さんの考え方と生き方。同感するも現状は難しい。

昨日朝のワイドショーのコーナーで、作家『下重暁子』さんの人生についてのコーナーがあった。

『家族という病』を、読んだ方もいらっしゃるだろう。
あたしも、母とのことでとても悩み、本を購入し一気に読み終えた覚えがある。

そこで、母、あたし、そして娘の、世代間の考え方のギャップについて記してみた。

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 1.下重暁子氏の生きてきた時代背景との違い

 
 2.家族の在り方とは

 
 3.子が親の面倒を見るのは当然のこと

 
 4.娘のストレートな言葉



1.】

下重暁子氏とあたしとでは、生きてきた時代背景、家族構成など大きな違いはある。年代的には母親世代だ。

下重氏は夫を「つれあい」と呼び、お互いを干渉しない夫婦関係に在るそうだ。

以前、何かのTV番組で夫婦の正しい呼び方についてを観たことがある。
その中で、「主人、家内、旦那様、奥様」などの呼び方は主従関係に在る者が使う言葉とあった。
そしてお互いを正しく呼ぶ言葉としては「妻、夫」がふさわしいとあった。

氏は本の中で母親を、厳格な父親の顔色を窺うだけの泣きながらの生活を続け、父亡き後も自立できずに、娘である氏に頼りきりの人生を送ったことを厳しく批判し、親や子に頼らない人生を選択してきたとある。

氏が子供を作らなかったのも、自立できなかった母親を観てのことだったようだ。

2.】
家族の在り方とは、型にはまらなければならないものなのか。
平成の現代(いま)、「主夫、イクメン」などの男女に限らない役割分担もある。
家事全般を得意とする夫が家庭を守り、育児が好きな夫が子供の世話をする。

亡き父は定職に就きながらも、家事が得意で特に料理好きで、朝晩の食事支度から弁当作りまでそつなくこなしていた。それは、現代の主夫にも通じているのかも知れない。

母の口から時々「親父はとても怖い人だった。言うことを聞かないと火箸が飛んできた」という話が出るが、明治生まれの父親とは少し旧いが「亭主関白」「家長第一」が当たり前だったのだろう。

その明治生まれの恐怖でしかない絶対的存在の父親の元、身体が弱いにも関わらず次から次へと子を生し48歳の若さで他界した母親の傍で、「夫となる人は優しさを一番」とするを決め、思い通りの何でもできる優しい父親と出会えた。

しかしその優しい父でさえ、怒ったときの怖さは昭和の頑固おやじそのもので、あたし自身は襟元を引きずられ外に放り出されたり、柱に紐でくくられるということもあった。
当時の親の考えとして「悪さをしたら体罰=身体で覚える」が当然の時代で子に対する愛情の一環であったのだろうが、今の時代ではそれは「虐待」に相当するのだと思う。

氏と母とでは育った環境はあまりにも違うが、背景にあるのは「自立できない母親」を観て育ったことだと思う。

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3.】
子が親の面倒を見るのは当たり前という、恐怖でしかない明治生まれの父親の考えが母の根底にあり、それをするのが跡取り娘である、あたしの役目と思い込んでいる。

あたしは跡取り長女。本来ならば、実家で母や娘たちと暮らすのが筋なのだろうが、18年前に夫、次女の3人で茨城での生活を選択し、現在に至っている。(長女は就職を控え実家を選択。次女は、専門学校卒業後実家に戻る)

「じっちゃんは何でも出来る人だった。オレは助けられできた」
母は父を頼り、父亡き後はあたしを頼る。

叔母たちとの電話では、「〇〇は(あたし)良ぐしてくれでる。何でもやってもらってる。〇〇がいねばオレは何にも出来ね。有難いど思ってる」
などと話しているが、聞いている叔母たちはどの様に思っているのだろう。

叔母たちも「いいんだ。娘どいるのが幸せなんだ」と言う声が電話の向こうから聞こえてくる。本心なのか社交辞令なのか、仮に社交辞令だとしても、悲しいかな母には通じない。

母と暮らし始めて一年になる。
この一年で、母の症状はミリ単位ではあるが確実に進んでいることがわかる。

4.】
長女のストレートな言葉
「あたしは、おかぁの面倒はみないよ!自分で何とかしてよね」

認知症の祖母を観ての言葉であろう。
度々言われているので・・・あぁ、又言われた・・・と思いつつ、
ここまでストレートに言葉にできる娘を羨ましくさえ思う。

母に対して厳しい言葉を発するも、結局は見放すことができないでいる自分を、遠くでもう一人の自分が蔑むように観ている。

願わくば、母のように認知症にならずに健康長寿でいたいものだ。
そして、ある日突然ピンピンコロリと逝くことを希んでいる。


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高齢者、車椅子利用者の使用するトイレと段差について

母、美代さんは杖が無ければ外歩きは出来ない。
(室内は壁や柱を伝って歩いている)

今回の帰省、東北道走行での、SAやPAのトイレや売店へ行くまでの
階段や段差が多いことに改めて気付いた。
段数の多い所では、10~20段にもなる。

これらを踏まえての一考としてを記しました。

 1.】 洋式トイレの設置個数について

 2.】 多機能性トイレとは

 3.】 オストメイトとは



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【洋式トイレの設置個数】
● トイレに関しては、ほぼ洋式になっているが、和式と半々のPAもあり美代さんのように膝痛でしゃがむことが出来なかったり、切迫性尿失禁があるため、とても我慢するどころではない。

● 以前、駅のトイレを使用した際、外国の方が和式トイレに入ることが出来ず、後ろの人に譲っていたことを思い出した。

● パソコン教室の先生のお子様は5歳とのこと。和式トイレの使い方がわからないそうだ。

● 最近のお若い方や子供たちはしゃがむことが出来ない方も多いらしいが、トイレ事情もその一軒なのかもしれない。

高速道SA・PAのトイレに関しては、なるべく階段を使わずに済む場所への設置、尚且つ洋式トイレの数を増やすようにお願いしたいものだ。

【多機能性トイレ】とは
車いすの障害者用の広いスペース(2メートル四方)や手すりとともに、オストメイト用の汚物流し台や、乳幼児のおむつ交換台などを併せ持つトイレ。バリアフリー法は、2千平方メートル以上の駅や公共施設などに、一つ以上の車いす用とオストメイト用のトイレを義務づけており、省スペース化のため多機能トイレが増えた。
(2012-11-06 朝日新聞 朝刊 生活1 引用)

【オストメイト】とは
病気や事故などにより腸や尿管が損なわれた場合などに、手術により主に腹部にストーマが造設され便や尿を排泄するための人工肛門・人工膀胱(総称「ストーマ」)をもっている人のこと。
(朝日新聞出版知恵蔵miniについて 引用)

この【多機能性トイレ】の設置に関しては、高齢者や子供連れなどの利用が集中して、本来使用するべき車椅子使用者の方が使えないことになるのは残念なことなので、使用する側のモラルも考えなければならない点ではあるが、母の様に「切迫性尿失禁」を抱えている者や、杖歩行に頼っている者にとっては1秒でも早く用を足したいものである。空いていれば使ってしまうのが心情だ。
母は杖なので介助、摑まる物や手すりがあればなんとかなるが、
それでも1段2段の階段でも辛い。息を凝らし一段々の歩行がとても時間がかかるのだが、それが車椅子使用の方であれば段差歩行は極めて困難であろうと思った。

2年後の東京オリンピック・パラリンピックを控え、おもてなしを誇る日本は、トイレ事情や段差ついても『優しい国』として、一考して頂きたいと願っている。



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人生初。生パスタを食す。

母美代さん、次女お孫ちゃまの3人で、ピザレストランにて遅い昼食。

美代さんの好き嫌いについては何度か記していますが、普段の食事でテーブルにパスタが並ぶことは滅多にありません。

いつもの如く『ごはん』が食べたいと言うのですが、このお店はパスタやピザ、シチューがメインの店である事を教え、トマト味なら食べられるだろうということで、『渡り蟹のトマトクリームパスタ』を注文。

人生初の生パスタ。

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  (フォークは使えないので、お箸で失礼)

何かを言うこともなくただ黙々と食す。
食べ終わった後に感想を訊きましたら、

「んー、味はいいども、少しかだい」(硬い)

思った通りの返事が返ってきました。

美代さんの『おいしい物』=『軟らかい物&酸っぱい物』

生パスタ、もちもちでそんなに硬くはないのですが、如何せん総入れ歯の美代さんには軟らかクタクタでなければ、どんな有名なシェフが作ったものでも『美味しい』の言葉は出ないと思います。


好き嫌いの無かった父への「冥土の土産話」にはなるのかなー?とは思っていますが。


いつか「また食べたい」と言ってくれたら嬉しいですね。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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